2019/05/08元ミス慶應SFCが起業。「食に精通した文化人」を目指す彼女の将来の展望とは

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プロフィール

長内あや愛株式会社食の会 代表

1996年6月23日 東京都出身。十文字高校→慶應義塾大学総合政策学部卒業。現在は同大学政策メディア研究科に通っている。過去にはミス慶應SFCやミスはちみつクイーン2016、食のなでしこ2017などにも選出されている。14歳から始めたスイーツブログは毎日欠かさず更新し続けている。2019年には(株)食の会を設立した。

インタビューのまとめ

14歳の頃から8年間「14歳のパティシエ」というスイーツブログを続けている長内あや愛さん。大学生活では、ミス慶應SFCグランプリやサークルの立ち上げ、起業と精力的駆け抜けてきた彼女は現在、慶應義塾大学院政策メディア研究科で食に関する研究をしながら、株式会社食の会を起業している。今回はそんな彼女の「志」をインタビューしてました。

株式会社食の会代表、長内あや愛とは?

Q 自己紹介をお願いします。

長内

私は今年、慶應義塾大学総合政策学部を卒業し、現在は同大学院の政策メディア研究科に在籍しています。また、スイーツの企画や作成、PRなどの仕事もしています。そんな私を一言で表すとスイーツブロガーです。14歳の頃から毎日欠かさずお菓子に特化した「14歳のパティシエ」というスイーツブログをやっていて今年の3月で満八年になります。お菓子について特化しているというものの、環境問題や外交の問題など一見お菓子に関係のないようには見えても、どこかで繋がっているという視点を持って書いています。このブログは私の一番の軸でもあります。

Q ちなみに、食の会とはなんですか?

長内

食の会とは、お菓子の企画・製造・販売やケータリング事業、お菓子教室を主に行っている会社です。

14歳から欠かさずに続けてきたスイーツブログ、「14歳のパティシエ」について

Q 14歳からブログを始めや理由はなんですか?

長内

もともとお菓子を食べることが好きだった私は、小学六年生の時にお菓子作り体験の部活動に入ったことをきっかけに「お菓子って一人で作れるんだ!」と思い、小学六年生から趣味でお菓子作りを始めました。ブログを始めたきっかけとしては、中学二年生の時にブログがブームで、周りの友人がブログを書き始めたことです。そこで私も書いてみようと思い、書くネタを考えてみると真っ先に頭に浮かんだのが今でも一番好きな「お菓子」でした。そして、「14歳のパティシエ」を立ち上げ、それが現在まで続いているという感じです。

Q ブログを書いていく中での苦労などはありますか?

長内

書いていく中での苦労とはまた違うと思うんですが、特に大変だったのは高校との兼ね合いだったかなと思います。中学は普通の公立中学に通っていたんですが、高校は女子校に行きたいと思っていました。しかし、大半の女子校ではSNSは禁止されています。そこで色々な高校に電話をし、許可を得られた高校である十文字高校に進学をしました。しかし、許可を得たもののクラスメイトや担任の先生には秘密という条件だったのでブログのことを知っているのは理事長と校長くらいでした。高校三年間、ブログのことを周りにひた隠しにしながら活動を続けるのは結構大変でした。

ミスコングランプリやサークルの設立、起業などを経験した慶應義塾大学入学のきっかけと心の最奥に秘めた「志」

Q なぜ大学に進学しようと思ったんですか?

長内

高校三年生になり、進路を考えなくてはいけない時期になった時に私には製菓学校へ進むか大学受験という二つの選択肢がありました。製菓学校に行くと、製菓技術をどうやって自分なりに表現するのかということを学び、パティシエの道へ進むというのが王道です。でも私は、お菓子を作ることは好きだけども、お菓子を作ることをもっと大きな周りの世界とつないで行くことをしたいと考えたので大学受験を選択し、SFCと呼ばれる慶應義塾大学の総合政策学部にAO入試で進学しました。

Q 大学ではどんなことはやっていたんですか?

長内

大学生活ではチアサークルに入ったり、サクールを立ち上げたりと様々な活動をしてきました。一年の時は、とにかく授業について行くために勉強に集中していました。そして二年の時には、SFCの食に関心のある人が集える場所を作りたいと思い、食の会というサークルを立ち上げ、食に関連した慶應のOG・OBと現役をつなげる活動をしてきました。現在は私の手から離れていますが、当時3人しかいなかったサークルは現在、100人規模にまで成長しています。また、3年生の時にはミスコンに出場してグランプリを受賞しました。そして、研究に関してですが明治初期の福沢諭吉が食べたであろう洋菓子の復刻テーマに卒論を作成しました。普通、お菓子の作り手はアカデミックな領域は分からないし、アカデミックな学者は作り手の気持ちは分からないと思います。でも私は、自分で研究もして作れるようにもなりたいと思っています。ちなみに、大学院でもこの研究は続けて行くつもりです。

Q 最終的なゴールとかはありますか?

長内

私がおばあちゃんになったときに「この人はお菓子に精通した文化人なんだよ 」と言われる人になりたいなと思っています笑。また将来、人を支えれる人になりたいです。そして、その人の背中の痒いところに手が届くような支え方をするためには、少しでも同じような経験をしたり、同じような立場になってみないといけないと思っています。自分のやりたいことは、食文化に精通して、美味しくケーキを食べて、楽しくお菓子を作っていくことだけなんです。でも、もしいざとなった時に誰かをささえれれるようになりたいとも思うので、そのために色々努力をしています。ある意味、私の原動力ですね。

読者に伝えたいこと

Q 最後に読者に伝えたいことをお願いします!

長内

一言で言うと「やりたいことにひたすら突き進んで欲しい」です。私もそうでしたが、進学などの際に本当に自分のやりたいことが何かわからなくなることがあると思います。また、その場しのぎでやりたいことを考えて進学や就職した後はその夢を捨ててしまう人もいるかもしれません。でも、私が思うことは「やりたいことは分からなくても、やりたくないことは分かる」ということです。とにかくやりたくないことをひたすら削って行き、本当にやりたいことへみなさんが突き進んでくれればいいなと思います。

長内あや愛さんの情報

編集後記

最初に会った時は正直、「普通の女子大生」という印象でしたが、インタビューが始まるとそんな私のイメージはいい意味で裏切られました。好きなことにひたすら向きあっていく姿勢や将来のビジョン。彼女と話すうちにすこしづつ長内ワールドに引き込まれていきました。彼女の今後は非常に楽しみです。

written by

志門倉田

志門倉田慶應義塾大学 環境情報学部4年

大学二年時にベンチャー2社で役員を経験。その後はフリーのwebデザイナーとして働く。現在は、8crossのクリエイター、一般社団法人クロスポイントプロジェクト理事を兼任する。

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