2019/05/26多くの大学生が憧れるフリーランス。なってみてわかったフリーランスの辛さと楽しさ

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志門倉田

志門倉田慶應義塾大学 環境情報学部4年

大学二年時にベンチャー2社で役員を経験。その後はフリーのwebデザイナーとして働く。現在は、8crossのクリエイター、一般社団法人クロスポイントプロジェクト理事を兼任する。

はじめに

私の周りには、就職せずにフリーランスとして生きていく。そんな友人が多く存在しています。また、TwitterやYouTube上でも、フリーランスはトレンドワードとなって来ており、多くの学生が就職という選択肢以外の道を選ぶここが予測されます。
そこで、大学1年の時から、フリーのWebデザイナー兼エンジニアとして働き、カフェやレストラン、スタートアップなど計数十社のウェブ制作を通じて、経験した苦労や楽しさについて書いて行きたいと思います。

アルバイトエンジニアからフリーランスへ

私は、大学に入学して直ぐにウェブ制作会社でアルバイトとして働き始めました。主に飲食店のウェブ制作をしていました。時給は1500円程度貰えていたので、大学生のアルバイトとしては破格の待遇だったと思います。特に不満もなく数ヶ月間週3ペースで、月収にすると10万円前後でした。
しかし、ある日働いてた会社の、受注書を目にすると、1件あたり50万以上の案件が殆どで私はビックリしました。1週間〜2週間で1案件こなしていた私が1件あたりで得られる報酬は、3〜6万円。10%ほどの取り分しかなかったのです。そこで、私は「フリーで仕事をして自分が総取りをしたい!」と考えフリーランスデビューをしました。

フリーランス初期は楽!

フリーランスになって始めの頃は、本当に楽でした。わざわざ電車に乗って通勤しなくても、家で仕事ができる。好きな時な起きて好きな時にご飯を食べる。そして、大学の休み時間にも仕事ができる。まさに、巷で言われてる様な自由な労働環境でした。また、フリーランスになったことを周りの人に報告をすると、「じゃあ、この案件を任せようかな!」などと知り合いの顔つなぎで、仕事を貰えていたので初月の収入はかなり貰えていたなと思います。

1ヶ月後の地獄。フリーランスの闇

独立した初期は、楽と言いましたが1ヶ月経った頃にフリーランスの闇に触れました。振られていた仕事はかなり簡単なものばかりだったので、サクサクと終わらせて行き、暫くすると仕事がなくなりました。そこで、新しく仕事を取ってこようと思い、フリーの案件を扱っているを漁ったり、知り合いに仕事がないか声をかけたりしました。しかし、そういったサイトの案件は単価も安く受ける気にもなれませんでした。また、知り合いも案件を持っていなく、2ヶ月目も3ヶ月も一切仕事が取れませんでした。その期間は本当に稼ぎがなかったので、当時エンジニアと並行してアルバイトをしていた学習塾の給料のみが自分の収入でした(笑)。

どうやってその地獄から切り抜けたのか

この話をすると長くなるので、掻い摘んでお話ししたいと思います。その後私は、紆余曲折あってベンチャー企業を2社ほど立ち上げで、その会社のウェブ制作を担当していました。3年に進級する頃には会社は全てやめてしまっていたのですが、起業した時代に作った人脈から仕事を取れるようになったので、月1件程度は案件を頂けるくらいのレベルには到達できました。
また、この頃には担当した案件が30件ほどあったので、ポートフォリオを作成してそれを利用して仕事を獲得しすることもできる様にはなっていました。

フリーランスからまたアルバイトへ

結局3年生になって暫くすると、ウェブ制作会社でまたアルバイトを始めました。月1件仕事をしたところで、収入は10万円以下。しかも家で一人でパソコンをカタカタする環境に耐えられなくなったのです。一応、アルバイトをしながらもフリーランスは続けていたのですが、メインはアルバイトという感じの働き方でした。

フリーランスとアルバイトどっちが楽だったのか

圧倒的にアルバイトです。黙っていても仕事が降ってきて、どんな状況になっても働いた分の時給は必ずもらえる。これは本当に楽です。一方フリーランスは、自分から仕事を取らないといけないし、契約書や売上管理、品質管理など何から何まで自分でやらないといけないです。しかも、失敗したらすべて自分の責任。尚且つ、お金はそこまで良くはない。私的にはアルバイトの方が100万倍楽でした笑。

フリーランスに必要な能力

フリーランスには、新規顧客開拓能力と顧客維持能力、そして技術力や発信力が求められます。これは、今までアルバイトしかした事がない、アルバイトすらした事がない人には絶対に無い能力であると断言できると思います。これらの力は、フリーランスになって徹底的にもがいてる始めて身につくものだなと実感しています。

最後に

私は、アルバイト → フリーランス → 起業 → アルバイトというように様々な経験をしてきました。また、周りでもフリーランスに憧れて、大学を辞めてしまったりする人もたくさん見てきました。そんな私から一つ言えることは、「相当な覚悟があればフリーランスでも良いんじゃないの」という事です。「なんか楽そう!」「自由な生き方ができる!」 そんな言葉をよく耳にしますが、決して簡単な世界ではありません。それでも、フリーランスなりたい方は、相応の覚悟を持って臨んでくれればと思います。

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