2019/09/08この仕事が一番向いている!笑顔と技術が光るラオスのドライバー

タグ :

#ドライバー
#ラオス
#経営者

プロフィール

トンカム ナコボ貸切タクシー事業運営 ドライバー

トンカム ナコボ。1983年11月17日生まれ。ラオスの首都であるヴィエンチャン出身。「ニャイ」というニックネームで親しまれ、その言葉はラオス語で寛大な男という意味だ。現在は貸切タクシーの個人事業を行なっている。

インタビューのまとめ

今回は、ラオス共和国で貸切タクシーの自営業を営むニャイさんにインタビューを行いました。ニャイさんは19歳からドライバーの仕事をしており、今はベテランドライバーとして、ラオス国民のみならず、外国のお客様にも最高のドライブを提供しています。そんなニャイさんについてを丸裸にして行きます。尚、今回のインタビューは、東洋ロザイに勤務するトーさん(ラオスと日本の架け橋に。「トーさん」の愛称で親しまれ、多くの方を笑顔にする)のご協力で行いました。

ラオスで貸切タクシーをご利用の方必見!笑顔と技術が光るドライバー

Q ニャイさんがドライバーを志したのはなぜですか?

ニャイ

私は過去に様々な仕事をしていました。最初はトラックドライバーをしており、その後は友人のビジネスの手伝い、自分で物を売る商売もしたことがありました。ですが、なにをしても大成功といえるものはなく、ピンときませんでした。そこで出会ったのがこの貸切タクシーのドライバーです。自営業で行なっていますが、とにかく毎回出会う人が違うというのがとても楽しいです。快適に過ごせたお客様が、笑顔になり喜んでくれたりするときに仕事にやりがいを感じます。

Q ドライバーとして、オススメスポットを尋ねられることが多いと思いますが、どこをオススメしますか?

ニャイ

ラオスには沢山良いところがありますからね。ですが、観光で行くならばルアンババーンがオススメです。街の風景がよく、お店なども沢山あり楽しむことができると思います。不便なところもラオスには沢山ありますが、その不便を乗り越えた先には素晴らしい自然の景色が待ってたりもするんです。とくにパクセーの滝は素晴らしいですよ。

仕事柄、家を開けることが多く家族と会えない時間が…それでも今日も「自分だけのタクシーにしか出せないクオリティ」を発揮し、仕事に取り組む

Q 留守が多い仕事だとはおもいますが、家族は寂しがっていませんか?

ニャイ

確かに子供は寂しがることが多いです。しかし、妻がしっかり者なので、子供に私の仕事内容をしっかりと伝えるとともに、教育も十分にしてくれています。なので、私がいない家庭でも安心です。といいますか、どっちかというと私の方が妻と子供に会えなくて寂しいんですよ…(笑)

Q ここが私のタクシーのウリだ!という点はありますか?

ニャイ

まずはナンバーが最高です!日本では「8」や「1」「7」といった数字が縁起が良いとされていますが、私の車のナンバーは「1292」です。一体何が縁起が良いの?と思われた方もいらっしゃるとは思いますが、ラオス語で私の車のナンバーは「馬」を意味します。馬は体もしっかりしていて、何より速いというイメージがあります。丈夫(安心)で速いというのは、タクシーにとってはとても縁起が良いのです
。また、私は他のタクシーとは違い、当初の予定がなくても、臨機応変にお客様の要望にお答えできます。運転技術・安心感。フレキシブルなのは、ラオスで私のタクシーだけでしょう!

ラオスで絶大な人気を誇る日本車。ニャイさんはトヨタを二台も所有

Q ラオスで走っている車は日本のトヨタ、韓国のヒュンダイやキアが多いようですが、ラオスの車事情を教えてください

ニャイ

何と言ってもトヨタが一番人気ですね。ヒュンダイやキア(韓国自動車メーカー)と比べると、多少金額は高いです。しかし、故障が少なく、仮に何かしらの不具合が発生しても、部品が安く手に入りやすいというのが最大の魅力です。私は仕事で使うハイエース(トヨタ)以外にも、妻が使用する車を所有しているのですが、その車もトヨタ車にしています。

Q 日本車が好きなニャイさんは、日本人と普段から関わることはありますか?

ニャイ

最近では、日本の利用者様も増えてきています。最近では、森の調査を日本企業の方が行うために私のタクシーを利用していただきました。日本人は皆、優しく丁寧で、遠慮しがちなところもありますが、一緒に過ごしていてとても楽しいです。もちろん、森の調査にも一緒に付いて行きました(笑)

真面目で、どんなことがあっても笑顔なニャイさん。そんな彼の志とは

Q ニャイさんが感謝の気持ちを伝えたい方はいらっしゃいますか?

ニャイ

何と言っても両親には頭が上がりません。ラオスは日本とは違い、子供を育てるというのも一苦労です。それでも、両親は私をしっかりと育ててくれました。そして、私の人生を切り開くために、様々な協力もしてくれました。そんな両親には本当に頭が上がりません。実は、私が商売で使っている車も父が援助してくれたおかげで購入することができました。いつかは恩返しできるようにしたいです。

Q 最後にニャイさんの志を教えてください

ニャイ

私の志は、「世界一のニャイ家」にすることです。
このような判断基準で世界一…というのではなく、とにかく自分が常に、家族を幸せにするという意識を持つことで「世界一」と心の中で思える日が来ることがとても楽しみです。
そのためにも、自分の家を建てることが次のステップですね(笑)

トンカム ナコボさんの情報

8CROSSへのメッセージ

このような活動は、ちょっとした活動かもしれませんが、人の声を生で聞くことができるという意味ではすごく良い体験だと思います。そして、得た学びを共有するということはすごく大事なことで、必ず自分達に帰ってくると思います。今後も活動を継続してくださいね。

編集後記

ニャイさんには、私たち8CROSSの運営する一般社団法人クロスポイントプロジェクトの社会貢献活動として、ラオスに滞在していた際にお世話になりました 。ラオスは交通の整備が遅れており、多くの方の運転が「危険」なレベルでした。しかし、ニャイさんは、とても慎重に運転されており、日本のハイヤーなどの運転手としても活躍できそうな技術でした。ラオス滞在中は、半日ぶっ通しで運転していただいたこともありました。今回は取材へのご協力ありがとうございました!

written by

佐藤 玄主

佐藤玄主8CROSS 編集長

1999年11月20日 兵庫県芦屋市出身。芦屋山手小在校中にボランティア活動の任意団体「超丸商店(芦屋山手超丸会)」設立し、ボランティア・スピリット・アワードを受賞。その後、尼崎市立尼崎高等学校を経て慶應義塾大学経済学部通信教育課程に在学中。2018年には西宮神社の伝統神事「福男選び」において一番福を獲得。2019年には一般社団法人クロスポイントプロジェクトを設立した。現在は転学を目指し、社団法人運営の傍でひっそりと受験対策をしている。

関連記事

おすすめ記事