2019/08/23ラオスと日本の架け橋に。「トーさん」の愛称で親しまれ、多くの方を笑顔にする

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プロフィール

カンパシット ジャンタ パンギャ東洋ロザイ ラオス支店マネージャー

本名カンパシット ジャンタ パンヤ。愛称は「トーさん」 1976年12月21日ラオス・ヴェエンチャン出身。日本の大阪大学にて留学経験あり。9年間の日本滞在後、ラオス国へ戻り、日本大使館やコンサルティング会社など、いくつかの職業を転々とする。現在は日本企業の東洋ロザイラオス支店のマネージャーとして活動している。

インタビューのまとめ

ラオス共和国と日本の企業の架け橋となる「トーさん」への志インタビューを行いました。日本の旧帝大、大阪大学に留学経験があり、日本語はペラペラ。日本が大好きで、人との出会いが大好きな彼の志とは一体?

日本の旧帝大、大阪大学で日本語の修行を積む

Q 日本語は世界的にも難しい言語とされていますが、どのように日本語を勉強しましたか?

Toh

私は日本語を勉強するために、日本に留学していました。留学を始める1年半前からラオスで勉強を行なっていました。その後、日本に渡り、1年目は大阪外国語大学、2年目から大阪大学に留学を行ないました。最初は単語から学びを進めていきました。約3年勉強した時に、日本語を流暢に話せるようになったと思います。
大阪大学に進学した当初は、クラス唯一のラオス人だった為、自分からも仲間を作りに行くことができず、周囲の学生も私のことがわからず気を遣ってくれていたのだと思います。その後、徐々にコミュニケーションを深め、レポートを手伝ってもらったりするようになりました(笑)
コミュニケーションを深めていくに連れて、私の日本語のレベルも向上したように思えます。それでも、やはり日本語の文法は難しいですね…
大学卒業後も、日本の企業にて土木作業やパイプ販売会社での営業、清掃系の会社に入り、合計9年間日本で過ごしました。

Q トーさんは現在、ラオスと日本の企業のマッチング(コーディネーター)をされているそうですが、そのきっかけを教えてください

Toh

9年の日本滞在から帰国後、2年半はラオスの日本大使館で働いていました。ですが、仕事内容は毎日同じことの繰り返しで、新たなことに挑戦することが好きな私は、仕事に対してワクワク感があまり生まれませんでした。
そうしていると、先輩が経営しているコンサルティング会社からの誘いを受け、入社することにしました。そこでは、様々な日本企業が相談をしに来てくださったり、ラオス企業とのミーティング等にも参加しました。仕事内容はとても楽しかったのですが、人との出会いが好きな私は2年半で退職し、その後はツアー会社のガイドやホテルマンなどの仕事を転々としました。現在は、日本企業の東洋ロザイのラオス支店マネージャーとして活動している。
副業として、姉の会社でラオスと日本の企業の繋げ役として仕事をさせていただいています。

不可能を可能にする国こそがラオス!しかし、仕事をする上で困難なことも…

Q 「ラオス愛」を語っていただけますか?

Toh

ライスは何と言っても、人が優しくて、生活しやすいのが特徴です。私はこんなラオスの点が大好きです。また、不可能なことを可能にする国でもあります。例えば、日本で「〜省の大臣に会いたい!」と言ってもなかなか会うことは難しいと思います。ですが、ラオスではそのようなことも可能になってしまうのです。人々のコネクションを使うと、回り回って繋がることができる可能性が高いのです。このような難しいことが簡単に行えるのですが、逆に簡単なことが難しいと思うことも沢山あります…(笑)

Q ラオスで仕事をする上での苦労はありますか?

Toh

ラオスで仕事をする上で一番困難なことは、「情報がアップデートしていない」ということです。わかりやすく例えるならば「あそこのショッピングセンターには、Aという服屋さんがあるよ」と言われても、実際にはAという服屋は数年前に潰れていて今はないとことがよくあるのです。また、法律に関する情報もアップデートされておらず、誤った情報を伝えてしまうと、取引先の日本企業が困惑したり、不安になってしまうのです。また、日本と比べると、時間にルーズなのが特徴です。アポイントのドタキャンも当たり前。このような点が、ラオスで仕事をする上での問題点ですね。

自身が経営する日本レストランでの悲しい出来事…それでも日本は大好きなんです!

Q 日本レストランをラオスで開いていたということですが、詳しく教えていただけますか?

Toh

姉の会社での仕事の傍で、日本レストランを経営しています。と言いますか、現在は休業しているんです…実は、そのレストランで雇っていた日本人シェフとマネージャーが売上金を横領していたのです…彼らは嘘のレポートも書いたりしていたことも発覚し、すぐに解雇しました。現在は、料理人がおらず休業中となっています。後々調べを進めると、彼らは同じような事件を多くの地で繰り返している常習犯だったようです。

Q ラオスの方は日本にどのようなイメージを持っていますか

Toh

日本人は丁寧で優しく、マナーが良いのでラオス全体が感心しています。
ですが、優しさのあまり、人を信用するのが早く、すぐに契約したりお金を出してしまうことがあります。そのような問題点もありますが、今まで良い日本人の方としか出会ったことがなかったので、レストランでの事件は凄くショックでした。
ラオスは日本が大好きです!毎年11月頃には日本祭りが開催されます。その祭りのコンテンツには盆踊りや射的などの屋台、日本料理などが振舞われ、毎年多くの方で賑わいます。また、日本でいう高専のような大学がラオスにはあり、その中では日本語専門のコースも用意されています。お茶作ったり、着物を着たりすることも可能です。(dongdok大学ジャパンセンター)

「第2のお母さん」に感謝の気持ちを伝えたい。これからもラオスと日本の架け橋役として活動を続ける

Q トーさんが感謝の気持ちを伝えたい人はいますか?

Toh

私が最も感謝の気持ちを伝えたい人は、日本のホストファミリーです。兵庫県の稲美町に住む方で、私は第二のお母さんだと思っています。
日本留学の1年目に出会いました。留学時代には、田んぼで取れた米や、畑で育てた野菜を収穫時期になると毎回送ってくださりました。日本に滞在している間は、必ず一ヶ月一回、日本語の練習に通わせていただきました。日本のホストファミリーのおかげで日本が大好きになれました。本当にありがとうございます!

Q 最後に志を教えてください

Toh

私の志は、「多くの方に笑顔を届ける」ことです。
そのためにも、今の仕事をとにかく成功させる必要があります。
また、音楽が大好きなので、密かに50歳までにライブハウスを開きたいと考えています♩あとは、一刻も早くレストラン再オープンさせなければいけません…(苦笑)
ラオスと日本の架け橋として今後も活動していきます!

カンパシット ジャンタ パンギャさんの情報

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8CROSSへのメッセージ

すごいいい活動だと思います。 私の記事を載せていただくことがラオス発展にも繋がると思いますので、ぜひ続けてください!応援してます!

編集後記

当メディアで初めての外国人の方への取材でした。私たちのメディアの活動についてを紹介すると、「とてもいい活動だ、そういう活動は私も大好きです」と共感していただきました。また、さすが大阪大学に留学経験があるということで、とにかく頭がイイ…!物事を論理的に考えることができる点では、私も見習わなければならないことが沢山ありました。これからもラオスと日本の架け橋役をよろしくお願いします!

written by

佐藤 玄主

佐藤玄主8CROSS 編集長

1999年11月20日 兵庫県芦屋市出身。芦屋山手小在校中にボランティア活動の任意団体「超丸商店(芦屋山手超丸会)」設立し、ボランティア・スピリット・アワードを受賞。その後、尼崎市立尼崎高等学校を経て慶應義塾大学経済学部通信教育課程に在学中。2018年には西宮神社の伝統神事「福男選び」において一番福を獲得。2019年には一般社団法人クロスポイントプロジェクトを設立した。現在は転学を目指し、社団法人運営の傍でひっそりと受験対策をしている。

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